HAKIDAME

日記、愚痴、考え事、美容。

サヨナラ私の青春…

最近お金を使いすぎて新生活に一抹の不安な私です。
ということで、部屋の隅の本棚裏でほこりをかぶっていたあ〇さ〇ぶるス〇ーズのグッズをフリマアプリでお譲りに出しました。
サブスクboxに入っていたけど色が合わず使えなかったベースメイクアイテムも売り、1700円ほどの物品で5300円の売上。
(ファンデ1本、PPカード5枚、ポストカード1枚)
個人的には当時600円ほどの雑誌の付録についていたカードが、少し汚れているにもかかわらず3000円超で売れて未だ根強い人気にびっくりです。
某ゲームは年々キャラクターが増えていて、人気ものも移り変わると思っていたので…。

大学2年生の頃?オタクの友人がやっていたのを見て私も始めたアプリゲームでした。
所謂ソシャゲっていうんですか?(あんまりやらないので詳しくない)
タップしてキャラクターを育成、オートバトル、稼いだポイントで新しいキャラクターカードを引いてそこについてくるオリジナルストーリーを読み進めるというものです。
アイドル育成スクールでのキレイメでアンリアリスティック?な汗と涙の青春物語というのは「らしい」学生時代を過ごしてこなかった、またバイトと勉強三昧の味気ない日々を送る自分にとって大変キラキラして見えたことが今も心に残っています。
地域でも新しめの住宅街だったので、所謂一緒に登校する幼馴染がいなかった身にとって特にそういうキャラクターが新鮮で大好きでした。
アプリという形のないものに課金したのも、本格的にカード、フィギュア、書籍etc.を蒐集しはじめたのもこの頃です。

生来トレーディングという自分にとって無価値なものを引く可能性がある商品にはあまり手を付けませんでしたが、限定〇個だとかネットで〇時から発売だとかの早い者勝ちシステムには執着が強く、それらを中心に集めていました。ランダム系はオタク友人からいらない分を貰っていたっけな。
で、苦労して手に入れたんだから傷1つ、退色1つさせず飾っておきたいと比較的きれいな状態で何年も寝かせておくのです。
オタクあるあるだと思いますが透明の袋からも出さずそのまま飾るのです。

そしていつしか部屋の1風景になってしまうというか、手に入れた時のウキウキ感は失われるのに手放したくないという執着心だけは残るんですよね。
売ろう、売ろうと思いながらもはや5年以上は経っていました。
そのゲームはタップから音楽ゲームに仕様変更し、キャラクターも追いきれないくらい増えていきました。
ストーリーも学内から他校との云々…と広がりすぎてとてもじゃないが、仕事しながら集めるのは無理でした。

無課金なりにイベント(月1回?くらいであって、たくさんポイントを貯めるとゲーム内の特別な限定カードデータがもらえる)も走って上位ランクインできるほどではありましたが、やはり睡眠時間を限界まで削って何日もやらなければいけないので、自然に情熱は冷めていきました。

中途半端な年齢だと、少し前に自分が送り損ねた青春の形へ執着があるのかもしれませんが、そんなこんなで今は正直どうでもいいのです。
いわゆる飽きたということでしょう。
一緒に登校する幼馴染を現在に置き換えたら、一緒に出社する同僚でしょうか?いやふつうに無理すぎる。近所に住んでるとか。

今回はたまたま手放すものが多かったから気づいたけれど、小さい時に夢中になっていたアニメ漫画ゲームもきっと同じように意味を感じられなくなる「その時」がやってきます。
これから先、いつまた「その時」がきて物を手放したくなるのか、そしてそれが置物と化している間に1円の価値もないゴミになった時の喪失感をどうしようか…。
そうならないように、買うものと手放す時期は同時に考えながら適度に楽しんでいます。

コレクターズアイテムを売却という形で手放すことに賛否両論あれど、自分が夢中になったものに今も価値があると実感できたのは良かった。
で…

今もメチャクチャあるんですけど、どうしようかな~~~???